2017年9月12日火曜日

稲村ケ崎の赤富士




夕焼け小焼け 秋の空

先日のH先生の教室で夕景の撮り方を教わったばかりです。夕陽が沈むまでの夕焼けは光が強すぎてハレーション(シロトビ)を起こしてしまうのはやむを得ません。小焼けというのは水平線の下に陽が沈んだ後で、その光が上空の雲の当たって反射する状態と教わりました。この時に雲の具合によってはいろいろな絵になります。ケルビンと呼ばれる色調を示す指標があります。これを高くすれば赤くなり、低くすれば青くなります。これを操作しながら自分の目が見ている光景の色彩に近くする作業が必要です。「そのままの写真」というのが虚構だからです。色は再現されるものにすぎません。ピントの位置しだいで露出は変わり、色も変わります。そのようなヴァリエーションの中から自分の見ている色にできるだけ近くする作業です。
 



2017年9月9日土曜日

2016年の夏 ミャンマーの子供たち

とりあえず撮りためた写真を保存しておくことは意味がありそうです。その時にあまり気に入らなかったものが、こちらの心境の変化のせいか後になって良く思えてくることがあるからです。この子供たちの写真は去年の旅の時にはさほど印象に残らなかったのに、今年の夏にミャンマーを再訪してみた後でなんかもっと良い写真があったはずだと思って見直してみたものです。









 

2017年9月4日月曜日

二つの夏 ミャンマーの犬たち

昨年の植林の旅に続いて、今年の夏もミャンマーを訪れた。数枚ほどのワンコの写真を撮った。なにかしら思い出すものがあった。そう言えば去年はもっとたくさんのワンコを撮影していた。交通渋滞にも、お坊さんのお昼前の行列にも、バガンの仏塔に集う観光客にも背を向けてワンコは毎日を生きている。たまにはアクビもする。8月のミャンマーは雨期の終わり。強い日射しの印象がモノクロームの写真に似合っている。