先日のH先生の教室で夕景の撮り方を教わったばかりです。夕陽が沈むまでの夕焼けは光が強すぎてハレーション(シロトビ)を起こしてしまうのはやむを得ません。小焼けというのは水平線の下に陽が沈んだ後で、その光が上空の雲の当たって反射する状態と教わりました。この時に雲の具合によってはいろいろな絵になります。ケルビンと呼ばれる色調を示す指標があります。これを高くすれば赤くなり、低くすれば青くなります。これを操作しながら自分の目が見ている光景の色彩に近くする作業が必要です。「そのままの写真」というのが虚構だからです。色は再現されるものにすぎません。ピントの位置しだいで露出は変わり、色も変わります。そのようなヴァリエーションの中から自分の見ている色にできるだけ近くする作業です。
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