2016年6月6日月曜日

花の名前 京鹿の子と下野草と下野

初夏の鎌倉のお寺をめぐると庭園に咲いている花がある。京染の鹿の子絞りの模様に似ているので「京鹿の子」と呼ばれる。長谷寺で見つけたが、海蔵寺も有名らしい。

この花の名前を写真を頼りに図鑑で探していたら「下野(しもつけ」(バラ科シモツケ属)の花によく似ている。下野の国(栃木県)で見つかったものが各地に広まったとある。これはバラ科の低木に咲く花だ。

ややこしいことに同じバラ科で「下野草」もある。こちらは草だ。葉がもみじみたいに手の形になっていて、本州中部以西の山地に生えているとある。京鹿の子は山野に咲く下野草からの園芸種だそうだ。

京鹿の子





シモツケソウ(葉の形が違う)
 




 

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